もう五月も終わります。
3密を避けましょうというスローガンが遠い過去のように感じます。
テレワーク生活にも慣れてきた5月末には、ついに日本で緊急事態宣言が解除されました。
待ちに待った解除ではありますが、いまいち信頼感に欠けるコロナ情報にみんなの不信感もあるようで
まだまだ慎重に行こうというムードが大半のようにも感じます。
一方、ワタシの関心はアメリカです。
ニューヨークではあれほど多くの感染者を出しながらも、今となっては日本ではニュースにもならないほど感染者の抑制に成功しつつあります。
香港のデモやミネソタの白人警官による黒人の暴行死に対するデモが過激化するなど、騒がしくなってきましたが、5月末の時点では、NYダウは25,383ドルまで戻してきています。
コロナの大底が3/23の18,213ドルですから、7,170ドルとだいぶ大きく戻しています。
率にして40%ほど戻したことになるでしょう。
ワタシの手元の1/2ニューヨークダウの終値は28,868.80ドルですから、あと3,485ドルで今年の初めの状態に戻ることになります。
お宝銘柄の推移で気が付くこと
ダウがあと一息で今年のスタート時点まで回復するという状況の中、お宝銘柄は健闘しています。
まさに山あり谷ありのグラフになっています。
ギザギザ感がすごいです。
なんとか投資した「取得価格」よりも「時価評価」の価格の方がグラフでは上回っていますので、プラスになっています。
しかし、このグラフを見て気が付くことがあります。
「取得価格」のオレンジのグラフを見ると1月から3月にかけて階段状に上がっています。
これは追加投資をしているためこのようなグラフになっているのです。
死んだふり作戦と言いながら、時価評価額が上がっていくことに気を良くして、資金をチビチビと追加しています。
このグラフを見て気が付くことは、1月の最初の時点で全額投資に回していたら今頃大きくプラスであっただろうということです。
ただ、5月末の今になればそう思えますが、1月の時点での心境を考えると、あの時に全額一気に投資できていたとは思えません。
投資が上手なひとは、ドバっと一気に賭けることができるのでしょうが、ふつうのワタシには無理だったなあと思います。
さらにこのグラフをみて感じるのは、お宝銘柄に最近投資をした人とあまり結果が変わらないのではないかということです。
つまり、この数ヶ月の間「死んだふり作戦」といいながらひそかに株価の行方が気になっていたワタシの時間は無駄だったのではないかという疑惑が思い浮かんでしまうのです。
いや、無駄なことなどない。
この苦しいコロナの山あり谷ありを乗り越えた経験があるではないか。
1月の時点から何もしなければ大きくプラス。
最近も何もしなくてもちょっぴりプラス。
何もしなくてもプラスなのです。
そんなことに気が付いたのです。
なんだかんだで年初来プラスを維持
パフォーマンスの推移はこちら。
105.25%ですから、年初来パフォは+5.25%になりますね。
コロナで一時は69%にまでなったわけなので、それを下回らなければこのまま死んだふり作戦でホールドしていれば良いではありませんか。