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アメリカンな株式投資

お盆に考えるポートフォリオ戦略

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コロナの流行する今年の夏は特に旅行に出かけるわけでもなく、感染予防にじっと嵐が過ぎ去るのを待つような状態で過ごしています。
そろそろワクチンも実用レベルにはきているのだろうなと想像すると、今後の世の中を妄想するにはちょうどよいタイミングかもしれません。

この時期はアメリカ株も決算期を迎え、次々とビックリするようなニュースが飛び込んできます。
AAPLは株式の4分割を発表したばかりでしたが、それを好感してか、AAPLの時価総額が2兆ドル(ざっと200兆円)を超えて盛り上がっています。
続々と発表される決算発表も明暗がハッキリはしていますが、コロナを直撃しない業界については好調をキープしているように感じます。

「死んだふり作戦」でお宝銘柄をホールドしたままだと、正直「ヒマ」です。
そうであっても、市場にアンテナを張っていないと、次なるお宝銘柄を見逃してしまいます。
この決算発表のタイミングはのんびり色んな会社の情報を眺めて楽しんでいます。

決算内容を見ていると買いたいなと思う銘柄がいくつか出てきます。
しかし、先立つものが無限にあるわけではないので、あれもこれもと買っていけるわけではありません。

「コロナ銘柄」のその後を考える

お宝銘柄は「死んだふり作戦」の長期ホールドですが、コロナの流行のタイミングでいわゆる「コロナ銘柄」を仕込んでいました。
当時、コロナの影響はここまで大きくなるとは思っていなかったので、短期の戦略で考えていました。
コロナで需要が増えれば株価は上がり、コロナが収束するとそのころには株価が下がるので、その手前で売ればいいかなという戦略です。
下手くそなくせに、考えることだけは凄腕投資家並みです。

しかし、下落が予想される相場状況の中で虎の子を引っ張り出す勇気もありませんでした。
今となってはもっと買っておけば良かったとなるのですが、それはいつものこと。
ふつうのワタシには、いざとなると買えないものです。

2月も終わるころに買っているコロナ銘柄ですが、買った直後に元本割れになっています。
雰囲気も良くない感じで、ふつうに「塩漬け確定」コースになるんだろうなと当時感じたことを思い出します。

ふつうびと
「コロナ銘柄だし、コロナが落ち着くまで死んだふり作戦だな」

今、改めてコロナ銘柄を見直してみると、なかなか良い具合に株価が上昇しています。

ワタシのホールドしている「お宝銘柄」よりも好ましい「右肩上がり」になっています。
こっちの方がいいんじゃないかとさえ思えてきます。

先日、取得価格の2倍の時価価格を達成しました。

本当はもっと早く利益を確定するつもりでいたのですが、コロナも終息しないし、利益確定すると税金を取られるので「20%暴落したのと同じだし」とか考えだすと、結局なぜかいつも「にんまり」しながら口座をそっと閉じる日々でした。

そして、都合よく考えると、「コロナ銘柄だけどコロナ後であっても結構いけるかもね」とか思えてきてしまうから不思議です。
さらに「ここまで来れば急落して半分になっても元通りになるだけで元本はキープできるよね」と考えてしまうのですから、欲深さは果てしないです。

そんなこんなで「短期コロナ銘柄」だったけどお盆によくよく考えてみたら、このまま「死んだふり作戦のポートフォリオ」に加えていくことになりました。

とにかくふつうなワタシには短期でうまいこと利益を確定させながらどんどん資産を増やしていくようなやり方はできそうにありません。
ふつうに買ってふつうにホールド。

 

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